元SEが語る「SE向いてない…」と思ったら取るべき行動3選

私は開発系SEとして主に要件定義から、基本設計、詳細設計、製造、テストまで一通りの工程を担当していました。

約7年間ほぼ同じ職場(たまに大手に出向)で開発作業をしていた私は新人のとき現場に配属されたときから、「SEという職業は自分には向いてない…」と感じていました。

ここでは私と同じように「SE向いてない」と感じている人に向けて、どのように行動していけばいいのかについて書いていきたいと思います。




まずは、何が自分に向いてないのかを深く考えることが重要です。

  • 職場環境が悪いから苦手意識で向いてないと思ったのか
  • プログラミングができないのか
  • 職場で残業や休出が多いから嫌なのか
  • 他者とのコミュニケーションが苦手なのか
  • 単純に上司とウマが合わないからなのか
私の場合、一緒に現場で働く上司と全くウマが合わなかったり、プログラミングが苦手だったり、コミュ障だったり…と色々な要因が絡み合って「SE向いてない」と思うようになっていきました。

関連記事>>入社7年目にしてSEが向いてないと確信に変わった理由

 

しかし私の場合、言語や仕様を理解した上でシステムをつくりあげることが苦手だったので、まず自分のスキル(プログラミングスキルやコミュ力)を上げようと思いました。

1.自分のスキルを向上させる

プログラミングスキルやコミュニケーションスキルなどは、努力して実践すれば習得できるスキルです。

最近ではオンライン上でプログラミングが学べるソフトもあります。

また本格的に学びたい人にはCodeCamp(コードキャンプ)というオンラインスクールもオススメです。

関連記事>>プログラミングが苦手なSE必見!オンラインスクールのCodeCampでプログラミングの基礎をマスター!

2.社内での部署移動を検討

そもそも開発職が無理!というレベルであれば部署異動を検討してみてください。
今いる環境を変える上で比較的実行に移しやすいと思います。

会社によっては、年に1回自分が異動したい部署を聞くアンケートがあったり、「その部署に行きたい!採用してくれ!」と自ら名乗り出て面接を経て異動するFA制度があったりと異動するチャンスが用意されているケースもあります。

そういう機会がある人はうまく活用していきましょう。

しかしそういうありがたい制度がない会社のほうが多いというのが現状なので、そういう人はまずは相談しやすい同じ部署の上司に部署異動の話を持ちかけてみましょう。

SE業務とは全く関係のない環境に変えてみることで自分の真価を発揮できるかもしれません。

しかし、前の部署の人達からどう思われているかという後ろめたさも人によっては感じるかもしれないので、そういう人にはあまりオススメできません。


3.興味がある他業種への転職

私も結局、最終的にはSE職から全く畑違いの不動産業へ転職しました。

もともと不動産投資に興味があったので、不動産業に転職という形になりましたが、見ること知ること学ぶことが全て自分の興味のあることなので、知識の吸収力が前職とは段違いであることを日々実感しています。

(私の場合、転職活動が特殊な形だったのでその話はここでは割愛します。)

 

「転職なんかそう簡単に出来ない」と思われる方がほとんどだと思います。

私も前職をやめる前までは「今の会社やめるなんて金銭的にも物理的にも無理!」と思っていました。

やはりある程度の金銭的な蓄えと「この会社をやめる!」という思い切りは必要です。私の場合思い切りはついたものの、苦手な上司に退職の意向を伝えるのが嫌すぎて体調不良になるほどでしたが(笑)

でも、退職というのは意外なまでにあっさりとしていて「え、これでおしまい?」と手続きを終えて思ってしまいました。

おわりに…

結局のところ、仕事の向き不向きがあったとしてもその職場にいる同僚や上司といった「人」が良ければ最終的にはなんとかなるのではないかと私は思っています。

「この人だ!」と思えるような尊敬できるような上司・同僚がいる環境であれば苦手意識もカバーしながらシステムエンジニアとしてやっていけたのでは…と今でもたま〜〜に思います(笑)

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